発売年 | 1998 |
開発 | IGS |
発売元 | エイブルコーポレーション |
ジャンル | パズル |
コントローラ | 8方向レバー+4ボタン |
積み上げられた麻雀牌を取っていき、すべての牌がなくなればクリアとなるパズルゲーム。上海と同じく牌の左右どちらかが空いている、上に他の牌が乗っていない状態の牌を取ることができる。上海と違うのは、取った牌は画面左下にあるストッカーと呼ばれるフィールドにストックされ、同じ柄の牌が3枚そろうと消えること。ストッカーが一杯になればゲームオーバーとなる。シリーズ3作目となる本作は、従来の一手戻す「リターン」、牌を消す「爆弾」、取れる牌を探して消してくれる「オートリサーチ」に加え、どんな場所でも問答無用に牌を取れる「マルチハンド」と、下に埋もれている牌を見ることができる「透視目」というアイテムが追加されている。
本作では実に普通の女の子といったデザインで、地味ながら可愛い女の子が6名登場する。面をクリアすることで軽い脱衣を含むCGを見ることができるようになった。また、ゲームモードも時間に余裕はあるが難易度の高い「テクニカルコース」と制限時間が少ない「スピードコース」の2つが用意された。ゲームモードは女の子ごとに選ぶことができる。
一応シリーズ作品としては難易度が下がっているのだが、まだまだ難しい印象の本作。後に3枚一組で消していく『大牌砦』をリリースしたことからゲームの差別化が曖昧になり、シリーズそのものがなんとなく消えていったイメージがある。後に実写脱衣版など登場したが、残念ながらあまり話題になることはなかった。