発売年 | 1991 |
開発/発売元 | アイレム |
ジャンル | シューティング |
コントローラ | 8方向レバー+2ボタン |
『R-TYPE』に始まるアイレムのシューティングゲームは、新作をリリースするごとに新たな試みに挑戦していた。その中でシューティングゲームとレースゲームの融合を果たした作品が本作となる。レバーを右に入れれば加速し、左に入れれば減速する仕様となっており、加速すれば1画面の敵が増えることとなり難易度が上がるなど独特のゲームシステムとなっている。本体に攻撃が当たる、または敵と接触するとあっという間にミスとなるが、地形にぶつかるだけだとサブウエポンを失うだけだったりと敵以外のミス要素は減らされている。操作方法は8方向レバーとショットとミサイルを同時に発射するボタンとロックオンレーザーを発射するボタンの2つで構成され、レーザーは画面下のゲージがあれば放つことができる。ゲージがレーザーを撃たなければ回復する仕様。
フォースこそないが自機のデザインが『R-TYPE』の自機に似ているというのも当然で、本作は『R-TYPE』の外伝という位置づけ。自機の名前は「R-11 “PEACE MAKER”」、「R-9」のシリーズである。ストーリーは地上に落ちてきた「バイドの種子」により暴走してしまった大型兵器の鎮圧のために武装警察組織が出動するというもの。ストーリーを考えれば現着は早いほうがいいというのもうなずける設定だ。良い作品だと思うのだが、残念ながらコンシューマへの移植はされてない模様。