とんがりギャルゲー紀行 第60回:CD麻雀 美少女中心派

さて、本日もとんがったギャルゲーを紹介していきますよ。

今回紹介するのは、

『CD麻雀 美少女中心派』

しかしなんだか「ぎゅわんぶらあ自己中心派」を彷彿とさせるタイトルですね。同じ麻雀作品だし、狙ってやっているのかな?

ちなみにこの作品はハッカーインターナショナルがPCエンジン向けにリリースした脱衣麻雀ゲームです。といっても、メーカーのライセンスを取ってない非ライセンシーソフトですけど。まあ、ハッカーインターナショナルのソフトは毎度そうみたいなんですが。

ハッカーインターナショナルは法律を破らないことに気を遣っていたとかで、同社がリリースしたソフトは非公認であって非合法ではないそうです。 ファミ通で掲載していた鈴木みその「あんたっちゃぶる」というマンガでこの会社に訪問している話があって、そこで詳しいお話を知ることができるそうなので気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

メーカー非公認の脱衣麻雀というだけでかなりとんがった存在ではありますが、後にエンターブレインの『トゥルー・ラブストーリー』(PS2)でキャラクターデザインを手掛けた松田浩二(本作では「まつだひろし」名義)がディレクター・キャラクターデザイン・絵コンテを務めているというのも注目すべき点でしょう。というか、この作品を私に教えてくれた方は「『トゥルー・ラブストーリー』の絵の人の黒歴史みたいなものだよ」とおっしゃいました。

黒歴史。

まあ先ほども書いたとおり、非合法ではないのでそれほど気にすることではないでしょうけどね。非公認でしかも脱衣ゲーですから、後に名作を手掛けた方にとって黒歴史には違いないのかもしれませんが。

『トゥルー・ラブストーリー』のパッケージ。ごく普通のゲームだが、素朴さがよい味を出している一作。

美少女中心派のほうに話を戻しましょうか。まずはストーリーのご紹介からしていきますね。

きみが下宿するすずめ荘の大家の娘は、なんと美少女三人娘だった。

「美女と一つ屋根の下なんて、ラッキーじゃんか」なあんて友人たちは言うけれど、実情は、そんな甘いモンじゃない。

春菜、夏海、千秋の三人は、可愛いけれど、実は大変なワガママ娘だったのだ! 炊事、洗濯、あげくの果ては宿題の面倒まで見るハメに。

ついにきみの怒りは大爆発!

「おめ~らっ! オトコを何だと思ってるんだ~~~っ!!」

「ふーんだ。それなら、オトコらしいとこ、証明してみせなさいよ」

受けて立ったはイイけれど、ど~ゆ~ワケか麻雀バトル。

朝倉姉妹は、近所でも名うてのマージャン姉妹なのだ!

ゆくぞ! 勝負だ! 麻雀戦争!!

負ければヌードの、黄金パターン!!

オトコの意地を、見せてやれ!!

説明書にはこう書かれてはいますが、作中では男らしさがどうとかにはまったく触れられません。ゲームを始めるとすぐにキャラクター選択画面になるので、遊びたい女の子を選んでいきましょう。

真ん中の夏海ちゃんは特に『トゥルー・ラブストーリー』っぽい絵柄ですね……。

あっさりやられるとも知らずに得意げにリーチした春菜を一蹴し、

脱がせていきます。 脱衣シーンはアニメーションが流れて女の子がスルスル脱いでいきます。ブラのホックを外すところなど注目を集めるシーンでちょいちょいアップになるところにサービス精神を感じます。

ヒロインは名うてのマージャン姉妹とのことですが、全然強くありません。 運が絡むゲームですからもちろんこちらが負けることもありますが、脱衣麻雀にありがちな理不尽な強さを持つ娘はいませんでした。

とにかく追加のお金を入れて欲しいアーケード向け脱衣麻雀と違って、ソフトを買ってもらったら完結する家庭用脱衣麻雀ではヒロインを強く設定する必要がないのでしょう。骨のある麻雀ゲームを求めている人には物足りないかもしれませんが、脱衣麻雀としては十分ですね。

やたらに引きがいいので必要ないかもしれませんが(配牌を入れ替える技はほぼ無意味なほど)、イカサマ技も使えます。イカサマ技に消費するハートはイーソウを引くと回復していきます。

イーソウを見るとスズメが喜んでハートが増える。

ついにラスト一枚! という状態で勝利すると……。

パンツを脱ごうとして、

「おねがい、もう勘弁して?」

恥ずかしくなっちゃった女の子に許しを請われて終了となります。「勘弁して」と言われて許せず「ならぬ」と答えても画面越しに意思は伝わらないのであきらめましょうね。他の娘も同じようにパンツを一度ずらしてやっぱり戻す流れになります。

キャラクター選択画面に戻ると、クリアした女の子の写真だけ裸になっています。

ピンク髪の子(春菜)も大概でしたが、この娘(夏海)の棒読みっぷりはすごい。

そういえば、脱衣シーンがアニメーションだから撮影しづらくてちょっと画像に偏りが出てますけど、どうか許してくださいね。というか見たかったらソフトを買いましょうね。

この千秋ちゃんもすごい棒読みです。というか、声の特徴があんまりなくて夏海と聞き分けられないんですが、同じ人じゃありませんよね……?

スタッフロールを見るに別人のようですが、実は「ゆきのみか」という1人の人物が2人に声を当てているというオチだったりしませんかね。

小さな会社でゲームを作っていると、「声入れといて」と指示された社員さんがボイスを吹き込んでいたりするらしいので、ありえなくはないですね。

というか、まったく知らない方が声をあてているのは、本当に社員さんが声優を務めたからなのでは……?

あと関係ないですけど、本編よりスタッフロールのほうが女の子が可愛く描かれていますね。

クリアして最後までスタッフロールを見ると、脱衣シーンやスタッフロールが見られる裏技の情報が表示されます。ですが、裏技の発動自体は未クリアでもいきなり実行できちゃうので、まったく麻雀しなくても裸を見られますよ。「脱衣麻雀」のアイデンティティを半分吹き飛ばす潔い仕様ですね。とっても便利です。

しかし、脱衣シーンだけを延々見ていると、家族に見つかったときに「ま、麻雀したくてゲーム買っただけだから……」という言い訳が出来なくなるので、ウソの付けないシャイボーイの場合は普通に麻雀するといいでしょう。

おそらくですが、イカサマ技の選択画面で見られる女の子のCGだけは、プレイ中にしか見られないはずなので注意です。条件は確認していませんが、恐らくどこまで脱がせているかによって水着or下着or裸のCGが表示されるのかな?

さて、それでは今回はこれにて。また次回もよろしくお願いします。

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