本作はマイクロ・グラフィック・イメージ社のティム・マーティンが制作し、アタリの8ビットコンピュータやコモドール64用のゲームとして販売された。日本ではアイレムが米国ブローダーバンド社より許諾を受けて、ファミリーコンピュータ版の2ヶ月後にアーケードゲームとしてリリースした。その際、大幅な変更を加えており、「by Tim Martin」の名が冠されてはいるが元の『スペランカー』とは全く違うものになっている。
ゲームの内容は、洞窟内を探検するアクションゲームで、洞窟最下層に存在する秘宝の山を手に入れること。ファミコン版はちょっとした高さから落ちるだけで死ぬので主人公は超貧弱なイメージが強いが、アーケード版はそんなことはない。画面右上には深度計がメートル単位で表示されており進行状況がわかりやすくなっている。
途中に隠されたギミックなど隠し要素が多く、それを見つけるのも本作の楽しみである。