とんがりギャルゲー紀行 第17回:CANDY GIRL

今回紹介するとんがったゲームは、2次元の壁を突破した美少女ゲーム『CANDY GIRL』。レーベルは『Le.Chocolat@LiLiM 生』とありますが、本作を生み出したのは精巧なラブドールの販売メーカーで知られるオリエント工業です。

制作会社からして驚きの本作は、さらにヒロインがリアルラブドールで、一般的なエロゲーでいうイベントCGの代わりに実際に撮影された写真が使用されているという点で驚かせてくれます。美少女ゲームとしてはかなり異色の作品ですが、オリエント工業らしいといえばらしいのでしょうか。

ストーリーは初めの選択肢によって主人公の設定や登場ヒロインからガラリと変化するオムニバス形式。人形の調教を依頼された男と周囲の奇異の目に疲れ果てた少女人形の愛と苦悩の物語をはじめとした3つの物語が楽しめます。そして本作にヒロインとして登場するラブドールたちは実際に販売されているので、なんとエロゲーのヒロインをそのまま自宅に迎えることができちゃうんです。なんだか、ゲームの紹介をしているだけなのにラブドールのステマみたいになってきちゃいましたね……。

ヒロインたちを並べてよく見ると、顔の雰囲気が結構違っているのがわかります。ラブドールって本当に細かく作り込まれているんですね。

衣装もすごくいいものが使われています。フリルが細かい……。

ゲームとしてはイロモノにしか見えないかもしれませんが、シナリオはきちんと作られています。ラブドールがお嫌いでなければ楽しめる作品だと思いますよ。写真もロケーションがいい場所で撮影されているので、ラブドールの宣伝画像としてそのまま使えそうなレベルです。実際のところ、このゲーム自体がリアルラブドールの普及目的で作られているのではないかと思うのですが。

話は飛びますが、お別れしたくなったラブドールを回収するオリエント工業のサービスを「里帰り」というのはすごく上手い言い方だなーと思ったり。そもそもラブドールを自宅にお迎えすること自体がなかなか難しいことなので、お迎えするか迷っている方や気になるけど実物はお迎えできないという方は一度本作をプレイしてみてはいかがでしょうか。それでは、短いですが今回はこれにて。また次回もよろしくお願いします。

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