発売年 | 2001 |
開発/発売元 | カプコン |
ジャンル | 対戦格闘アクション |
コントローラ | 8方向レバー+4ボタン |
カプコンの『ストリートファイター』シリーズと『ヴァンパイア』シリーズ、SNKからは『THE KING OF FIGHTERS』シリーズ・『餓狼伝説』シリーズ、『龍虎の拳』シリーズ、『サムライスピリッツ』と豪華なタイトルから選ばれたキャラクターがバトルを繰り広げる会社の枠を超えたドリームマッチが楽しめるタイトルのマイナーアップ版。前作でシークレットファクターであった隠しキャラははじめから開放されており、さらにダン・ヒビキとジョー東の暑苦しいキャラクター2人が新たに参入した。操作方法は前作と変わらず8方向レバーと弱強・パンチキックの4ボタンで中攻撃は無い。ただしカプコン側のキャラクターには中攻撃が重要なキャラもいる。その場合は特殊入力で発生させることができるようになっている。また「グルーヴ」という名前の属性を使用することができる。グルーヴはカプコンとSNKの2つで、カプコングルーヴは『ストリートファイターZERO』系のシステムが使用でき、SNKグルーヴは『THE KING OF FIGHTERS』系のシステムを使用できる。このグルーヴは会社に縛られることはなく、カプコンのキャラクターでSNKグルーヴを使用することができる。
グラフィックは『ストリートファイターZERO』シリーズの画風で描かれており、SNKキャラも合わせて書き直されている。そのおかげでグラフィック面でチグハグ感はなく全てがうまく調和している。また本作で導入された「レシオ」というシステムはキャラクターの強さを1~4で表す数値として存在し、合計4になるようにチームを組むことになる。前作ではこのレシオの設定がうまくいっておらず、レシオ4のキャラとレシオ1のキャラとの差があまりないという事態に陥っていた。実際、最強キャラだと言われていたデフォルトキャラクターのキング(龍虎の拳)がレシオ1であった。このことから、このレシオというシステムがバランスを崩壊させていた部分がある。本作ではレシオにあわせたキャラクターの調整が行われることとなった。
本作はコンシューマにも移植された。ドリームキャスト版はアーケード同様にシークレットファクターは開放されている上、完全移植と言っても問題ない再現度を誇っていた。その後に発売されたPlayStation版はハードの性能が追いつかず、いろいろと削除されることとなった。またシークレットファクターは開放されておらず、その点もPlayStation版の評価を下げる結果となった。
移植先一覧 |
ドリームキャスト、PlayStation |