パンフレットで見るアーケード探訪:西遊降魔録 流棒妖技ノ章

発売年 1988
開発/発売元 テクノスジャパン
ジャンル アクション
コントローラ 8方向レバー+2ボタン

西遊記を題材とした、悟空、沙悟浄、八戒の3匹が大暴れするアクションゲーム。妖魔の館に乗り込み、倒神魔鬼族を退治していく。塔の中は段差のある地形となっており、上下に移動しつつ現れる敵を倒していく。操作方法は8方向レバーと攻撃、ジャンプの2ボタン。ジャンプ中にアタックボタンとレバーを下向きに入力することで必殺打ち降ろしや、アタックボタンのみで回転必殺技を使うことができる。また大金円、三色力飴などのアイテムを取ると術が使えるようにもなる。制限時間内に一定数の敵を倒すとステージボスが出現、倒せばステージクリアとなる。

凶悪なデザインの3人の弟子が登場し、大暴れするさまは、どちらが正しいのか悩む絵面ではある。敵のボスもラーヴァナという叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する魔王。なんというかどちらも悪というのが正しい評価かもしれない。またゲーム自体の難易度も凶悪で、連コイン前提のバランスになっていたように思う。それでも人気がなかったわけではないようだが、続編も作られずコンシューマへの移植もなく忘れられていくこととなったようだ。

当記事に関連する商品紹介