パンフレットで見るアーケード探訪:トップランディング

トップランディング
トップランディング
発売年 1988
開発/発売元 タイトー
ジャンル シミュレーション
コントローラ 操縦桿型コントローラ+スロットレバー

『ミッドナイトランディング』の続編として登場した3Dポリゴンを採用したフライトシミュレーションゲーム。前作ではハードの制約上、滑走路が光の点で表現されていたため「夜」という設定であったが、今作ではグラフィックがポリゴンに進化したため、昼間の風景の中プレイすることができるようになった。専用の大型筐体を使用し、ゲームへの没入感を高めている。そのほかにも客室乗務員の機内アナウンスや管制塔からの指示などが画面表示だけでなく実際に声でも知らせてくれることも没入感を高める手伝いをしている。

 本作では最初に離陸ステージが加わり、いやがおうでも気分は盛り上がる。ステージ数は前作と同じく8つの空港で、「昼間」「夕方」「夜間」の3種類の時間帯設定と「晴れ」「曇り」「雨」の3種類の天気が設定されている。雨天では滑走路が滑りやすくなったり、前作では一方向だった風向きが後半面では途中で変わるようになった。天候は空港の洗濯時にマークで表示されているが、時間帯は選択後にしかわからないようになっている。
 隠し要素としてスタッフロールなどにバブルボブルのキャラクターが登場したり、着陸中にUFOが登場したりする。ゲーム中のBGMはZUNTATAの手によるもので、ゲームの雰囲気にあったBGMは雰囲気を盛り上げている。またオールクリアするとエンディングで最後のプレイが再生されるのだが、その際にかかる曲はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のZUNTATAアレンジという、一風変わった曲を聞くことができた。

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