パンフレットで見るアーケード探訪:テラクレスタ

発売年 1985
開発/発売元 日本物産
ジャンル シューティング
コントローラ 8方向レバー+2ボタン

 脱衣麻雀で知られる日本物産が制作した縦スクロールシューティング。戦闘迎撃機「ウィングギャリバー」を操作して、巨獣の住処となった地上世界を取り戻す事を目的としている。道中で合体パーツを手に入れつつ敵を破壊していく特徴的なタイトルだ。操作方法は8方向レバーと攻撃、フォーメーションの2ボタン。フォーメーションを切り替えることで様々な攻撃が可能だが、フォーメーションボタンは1機合体ごとに3回までしか使用できないと言う制限がある。機体パーツは2号から5号に4つで全て集めて合体すると、一定時間無敵状態を誇る火の鳥となることができる。

 全宇宙の支配をたくらむ宇宙魔王マンドラーが、無の魔力によって恐竜を復活させ、地上を支配してしまった。人々は海の底に場所を移し、その命を永らえることとなった。そして時が経ち、地上を取り戻すため組織「テラクレスタ」を結成、戦闘迎撃機「ウィングギャリバー」を完成させ反撃に出た。
 といったストーリーで、これで勝てるのであればなぜ地上にいるうちに勝てなかったのか、またなぜ合体パーツが先に完成している(しかも量産されている)のかなどの疑問を感じてしまう。まあそこまでツッコむ必要などないのではあるが。

 ちなみに「W変形合体テラクレスタ」という玩具が存在した。ゲームにはないロボット形態も存在し、ロボット形態時に持つ盾に『テラクレスタ』のロゴが描かれているのが特徴だ。

移植先一覧
ファミリーコンピュータ、セガサターン、PlayStation2

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