『美少女脱衣麻雀スーパーガイド アーケード編』校了しました

表題の通り、『美少女脱衣麻雀スーパーガイド アーケード編』が無事に校了を迎えました。特に何事もなければ3月25日に店頭に並ぶ予定ですので、興味のある方はぜひお手にとって見てください。

さて、今回の本ですが、はっきり言って「おっさんホイホイ」な本です。現在ではほぼ廃れてしまったジャンルな上に、これだけ性表現やメディアが多様化した時代では「麻雀で勝ったら女の子が服を脱ぐだけ」のゲームをやって何が面白いのか? 若い人から見たらかなり訝(いぶか)しがられることと思います。でも、1980年代後半から2000年くらいまでの20年弱、確かに「脱衣麻雀」という珍妙なジャンルが文化として花開いた時代があったのです。

本書内でも書いたのですが、「だったら麻雀で勝負よ!」の一言だけですべてを納得させる不条理な世界観が大好きです。「なぜ麻雀でなければならないのか?」「なぜ脱がなければならないのか?」、そして「なんでこんなバカバカしいものを熱心に作った男たちや、夢中になって遊んだユーザーがいたのか」。今思うと全てが謎といえます。

でも、人を突き動かす感情の根っこってそんなものなんですよね。とにかく作りたいと思える本を作った。今回に限っていえば本当にそれだけなんです。

思えば、私が本格的に麻雀を覚えたいと思ったきっかけは『スーパーリアル麻雀PII』でした。今はなき、綾瀬駅前のニュークラウンというゲームセンターで微笑むショウ子のデモを見かけて以来、彼女にどれだけつぎ込んだか、正直想像も付きません。

多分、似たような思い出を持つ方は大勢いると思いますが、そんな人に刺さってくださると思って今回の本を作りました。是非気に入っていただければ幸いです。

最後に、タイトルに『アーケード編』と付けたからには『コンシューマ編』『パソコン編』も作りたいと思っています。実現できるかどうかは今回の本の売り上げ次第ということで。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年愛媛県松山市生まれ。アーケード、家庭用、PCはもとより美少女ゲームまで何でも遊ぶ、ストライクゾーンの広い古参ゲーマー。ただし、下手の横好きがたたり、実力でクリアできたゲームの数は決して多くないのが弱点。