パンフレットで見るアーケード探訪:ダライアスバースト アナザークロニクル

パンフレットで見るアーケード探訪:ダライアスバースト アナザークロニクル
発売年 2010
開発/発売元 タイトー
ジャンル シューティング
コントローラ 8方向レバー+3ボタン

PSPでリリースされた『ダライアスバースト』を発展させ、アーケードで稼働したシューティングゲーム。アーケードでの稼働にあたり、ダライアスシリーズの特徴である横長の画面構成となっている。ただし、ハーフミラーではなく32:9の大型ディスプレイを使用している。なお専用筐体でリリースされたのは『ダライアスⅡ』以来21年ぶりとなった。プレイ人数は最大4人まで同時プレイが可能。残機はプレイヤーで共有しており、1クレジットから協力プレイが可能。また面白いことに設定された規定数のクレジットを入れることで残機無限も選択できる。操作方法はレバーとショットとミサイルを発射する「ショットボタン」、いわゆるボムのような働きをする「バーストボタン」、機体を反転させる「反転ボタン」の3つで行う。特にバーストボタンで行う「バースト」は機体によって性質が違う。協力プレイだと2人のバーストが合わさって強力になったりするので、機体を選ぶ段階から戦略を考えておいたほうがいいだろう。

コンシューマからの移植に際し、新しいボス戦艦を追加した「オリジナルモード」、様々なミッションが設定された1000以上のエリアが用意された「クロニクルモード」と大幅なスケールアップを施している。また、自機も過去作のシルバーホークが登場するなどのファンサービスもあった。登場する自機は後にリリースされた『EX』にて2機種が追加され、最終的に8種となっている。
ちなみにPSPの時点でメカニックデザインに平成のガンダムOOなどでメカデザインを担当していた海老川兼武氏、柳瀬敬之氏を、キャラクターデザインに島田フミカネ氏を起用。SF設定に千葉智宏氏、黒田洋介氏を迎えて制作されている。

移植先一覧
PlayStation Portable、PlayStation 4、PS Vita

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