『ファミリーコンピュータパーフェクトカタログ』校了しました

本日、ようやく『ファミリーコンピュータパーフェクトカタログ』の校了となりました。と入っても、これから印刷工程に入るわけで、印刷会社の方には引き続きご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

なお、発売日は12月26日ですので、皆様のお手元に届くまでにはもうしばらくお時間がかかります。今しばらくお待ちくださいね。

さて、これまで過去の記事である程度のネタ振りをしていたので、カンの良い方は割と早々に気づいていたかと思われます。まだ作っていなかった任天堂メジャーハードの本といえば、やっぱりファミコンでした。このページを読まれている皆様からすれば、当然ファミコンには先行出版物が多数存在することはご存知でしょうし、実際にお持ちの方も多いと思われます。となると、後発で本を作るというのはかなりプレッシャーの掛かるものでして、まして安い買い物ではないだけに慎重になるのも無理からぬことと思います。

パーフェクトカタログシリーズの一貫した考え方として、「ソフト一側面からだけでなく、対象ハードの魅力を広い視点で伝える」というのがありまして、特に今回のファミコンではファミコンブームや、CAI(コンピュータ学習)やフィットネス、ホームトレードなど、当時のゲーム以外の業種がファミコン人気にあやかろうとしていた雰囲気も取り扱ってみました。こういったところからも、当時のファミコンの影響力がいかに大きかったかが伝わってきます。

もちろん、今まで同様ソフト紹介もちろん、ハードウェアもできるだけ他角度からの写真を多く取り入れ、ビジュアル面からも楽しんでもらえるように心がけました。2500円+税という少々値の張る本ですが、書店で見かけた際にはぜひお手にとっていただければ幸いです。

なお、次のパーフェクトカタログですが、春頃を目処にまた任天堂ハードを予定しています。来年はちょっと変わった機種も取り扱うことを考えておりますので、変わらぬご愛顧をいただけるよう、よろしくお願いいたします。

ABOUTこの記事をかいた人

1972年愛媛県松山市生まれ。アーケード、家庭用、PCはもとより美少女ゲームまで何でも遊ぶ、ストライクゾーンの広い古参ゲーマー。ただし、下手の横好きがたたり、実力でクリアできたゲームの数は決して多くないのが弱点。