パンフレットで見るアーケード探訪:パニックロード

パニックロード
発売年 1986
開発 セイブ開発 / ビスコ
発売元 タイトー
ジャンル ピンボール
コントローラ 4ボタン付特殊パネル

縦方向に画面がスクロールするピンボールゲーム。小さな島国のドッコラ諸島の平和を保っていたブヨーン王が、平和に飽きて城から抜け出してしまったので、王を城まで戻すことが目的。フィールドの一番上にある門から打ち出された玉をフリッパーで打ち返し、フィールドに現れる鍵を取ることでクリアとなる。コンパネは専用にデザインされており、コンパネ上部にフィールドを揺らすやめのシェイクボタンが2つに両サイドにフリッパーを動かすためのボタンが付いている。

流石にこのゲームがアーケードに登場した頃はゲーセンで働く年齢ではなかったので詳しくは知らないのだが、鍵が出る条件がさっぱりわからなかったのを覚えている。各面ごとに条件が違うのだろうとは思うが、点数なのか、特定の順番で玉を通すのかさっぱりわからなかった。それでも気づいたら出ていてなんとなくクリアできる作品だった。グラフィックなどを考えると子供向けに作られたもので、ガチャガチャやっていればクリアできるようになっていたのかもしれない。今見ると、ボールのはね方など不自然極まるが、当時のゲームとしては十分だったのだろう。

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