ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第95回:ギャラクティックウォーリアーズ

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。 暑くなったり涼しくなったりと気温の乱高下が厳しいですね。皆さん体調は崩されてませんか? 私は体調は大丈夫なんですがめっちゃ疲れてめっちゃ寝るので困っています。休みになると基本16時間は寝ていますね。爺はよく寝るなといった感じです。知らないうちに内臓が疲れているのかしら。みなさんも見えない疲労に気をつけてください。ガクンときますよ、ガクンと。それでは本題と参りましょう。今回ご紹介するゲームはこちら。

ギャラクティックウォーリアーズ

1985年にコナミからリリースされたタイトルです。ロボット同士が戦う対戦格闘ゲーム……対戦アクションが正しいですかね。そういうゲームになります。1対1で戦う対戦格闘のような感じですが、プレイヤーには残機があるし、一回勝てば次に進むということを考えると制作チームはボス戦のみのシューティングゲームといった感覚だったのかも。そこにロボット同士の戦いだから殴る蹴るもありだろといった感じで。なおこのゲーム、『ストリートファイター』よりも先にリリースされております。よく訴えなかったな?

なおこのタイトルに使用された基板はバブルシステム。『グラディウス』『ツインビー』に使用された基板で、特徴としては起動時に、

この画面が表示され100カウントですかね、これがカウントダウンされます。時間は10秒くらいかな? このときに専用の曲が流れるのですよ。結構、この曲も有名だったりします。ただ、この基盤が使いにくかったのか、バブルシステムは本作が最後となりました

追記:バブルシステムのメモリは熱を加えるとデータが飛んだそうです。アーケードのゲームは密閉された筐体で長時間動かしますから、そりゃあもう飛びまくったんでしょうね。

さて、それではプレイしていきましょう。

まず表示されるのがこの画面。この画面の通り、対人戦はできません。シューティングゲームのノリですよね、これ。

そしてプレイヤーが使用できるのはこの3機。実物とはかなり違う形となっております。面倒なので順に使っていきましょう。

そして、はじめにネームエントリーがあります。まあ、どうでもいいので「AAA]で。そして始まる対戦。

どう見てもアクトザク……拡大したらこんな感じ。

どう見てもアクトザクでは? ちなみに操作方法は8方向レバーと攻撃、武器切り替え、ガードの3ボタン。ガードが攻撃に合わせて出す必要があります。パリィに近い感じ。このザクもどきは飛び道具がなく攻撃方法はパンチ、キック、ビームサーベルとなっております。相手のレーザーを飛び越えて近距離で殴る蹴る切るをする機体です。画面下のゲージを削りきれば勝ちとなるのは格ゲーと同じ。最初は飛び道具に手も足も出ず、一方的に負けましたが、落ち着いて切っていたら、

なんとか勝ちました。ギリギリでしたが……。一体目は飛び道具のレーザーのみの攻撃方法なのにボロッボロです。なんと残機0。まあ行けるところまで頑張りましょう。次は氷の世界で対戦です。

……どう見てもエイリアンなデザインですよね、これ。敵の武器もパンチと、なんだこれ? まあ気をつけていきましょう。

このムチのような代物だったわけですが、所見でボコボコに喰らいまくりました。しゃがみでこの攻撃をしてくるときは足を大きく前に出すため、その足の先を蹴るなどしながら粘った結果、

ドットの差で負けました。ガードを忘れますね。格ゲーの感覚で後ろに入れてしまうので、無防備な背中を晒すことに。次のキャラではガードも使っていけるようにしよう。

さて二体目はこの真ん中の紫の機体。それでは始めていきましょう。

女性型のロボットとなっております。攻撃方法はパンチとキックに、なんだ、この丸いの? とにかく使ってみますか。

選んでみると、胸のあたりが白く……まさか!

オッパイミサイルだ~

もともとは違う名前で、兜 甲児が勝手にそう呼んで定着した代物だったはずですが、女性タイプのロボットには必須ですよね。殴られたら自爆に近いのではないかと言う心配もある武装ですが。とにかく何が助かるって飛び道具があるということ。遠距離からちまちまと削ることができるのですよ。敵のパターンを覚えて、合わせるようにオッパイミサイル! その結果、

結局、僅差!

このゲームの問題点といいますか、攻撃を食らった場合、飛ばしているオッパイミサイルが消失するんです。同様に敵のビームも消えるんですが、飛び遠具同士は打ち消し合うことはありません。というわけで、
「どっちが早いか試してみようぜ!」
という早打ち合戦を延々繰り返した結果コンマ数秒早かったというのを繰り返しこの結果に。まあ。勝てたのでいいんですけどもっとガードを有効に使うべきですね。ガードしても少し削られるようですが。ともかく二人目ムチ使いのプレデター。

一気に2機持っていかれましたが落ち着けば余裕。ザクより足が長いのかな。敵の攻撃の出鼻を叩き続けた結果こうなりました。そして次は、

宇宙空間での戦いです。このゲームのすごいところは、氷のステージではあまり感じませんでしたが、宇宙空間ということで摩擦がありません。すごいスピードで滑りまくります。また、敵の攻撃で画面端まで突き飛ばされます。画面端で跳ねてすごい勢いで帰ってきたりと大騒ぎ。

よくガードを使ってくる相手でしたが高さをずらしてオッパイミサイルで攻撃。ちまちまやっていると、

撃破できました。スピードに戸惑いましたが結構なんとかなる。次は……

再びの宇宙空間。そして、個人的に好みな形の機体が登場。そして……

高速移動に加え、このレーザーが意外と曲者。画像はジャンプで避けているところですが立ちポーズのままジャンプするので変な絵面になっております。で。このレーザーにオッパイミサイルを潰され続け、結果、

ても足も出ずといった感じ。気を取り直して最後の機体へ。

最後は右端の黄色いやつ。なんとこの機体、

腕が伸びる。ダルシムなんかよりも早く登場した腕が伸びるキャラなのです。そして、画面中央あたりに陣取れればタイミングよく腕を伸ばすことで、

あっさり勝てる(一回死んだけど……)それでも不思議と一番使いやすい感じ。二人目も、

「どっちが早いかやってみようぜ」と殴り合った結果、ギリ勝てました。あれ~、もっと楽に勝てると思ったのになぁ。ともかく次へ。

スライドしながら殴りまくることでこの通り勝ちました。やっぱり強いなぁ。でも次が、あのオーラバトラーみたいなやつなんだよなぁ……

今回はガードした直後に殴るを繰り返し、この通り余裕に。1機やられたけど、勝ちました。そして、

なんだろう、このZタイプザクみたいなのは。まあ、何がこようとも叩いて砕くのみ! ということで対戦開始です。

あれー? 結構殴ったんだけどなぁ、半分も減らせていないとは。残り1機、今度こそ撃破するぞと落ち着いて向かえば、

前より減らせてない……どうも重装甲のためこっちの攻撃では止まらず攻撃してくる模様。ダメージも減ってた。これは遠距離を保つべきだったか……正直クリアして見せたいところだったんですが、コンティニューないし、操作性は悪いとは思わないけど挙動に慣れなかったなどの言い訳をしつつ、かっこ悪いけど無理でした。でもゲームとしては面白いと思うので見かけたら、一度プレイしてみてください。……見かけるかなぁ、無理かなぁ。結構面白いので、分かち合ってほしいなぁ。

それでは今回はこのへんで、それではまた~

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