ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第92回:隠忍 ザ・ニンジャマスター

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。 なんというかバカの一つオボrのようdすが暑いですね。私は思いっきり体調を崩しました。崩したことよりも、戻らないことのほうが問題ですね。こういうときに年だなって思います。そんな中、なんとか記事を書かねばと色々と見ていたのですが、ゲーム実況動画が楽しくて、しばらく集中して見てしまいました。ああいう動画を見ていると、家庭用ゲームなんかも紹介したら面白そうだななんて思ってしまいますね。ジャンルが違うのでやりませんが、台湾で作られたの非正規のファミコンソフトの格闘ゲーム『AV美少女戦士 Girl Fighting』とか。ただ、超プレミア価格らしく箱説明書付きで買取りが4万を超えるそう。とてもじゃないが手は出ませんね。といったところで今回ご紹介するゲームも格闘ゲームにしました。

どれくらいの人が知っているのかわからないマイナーなゲームだとおもいます。本作はバンプレストがゲームボーイ、スーパーファミコン、プレイステーションで展開していた人気RPGの『ONI』シリーズのスピンオフ的な扱いになるんですかね、多分。証拠というわけではありませんが、戦闘が始まる直前に一瞬だけ、

うま見慣れた『ONI』のロゴが。ゲームの内容は『ダダンダーン』ですね。横スクロールアクションのボス戦だけを最大2人協力プレイですすめるというものです。プレイヤーキャラクターは3人。二刀流の忍「天地丸」、何持ってるかわからない紅一点「雪姫」、パワータープに見える独鈷杵のやり宮居な変な武器を持っている「海王丸」ですが、とりあえず主人公っぽい天地丸を使っていきます。敵は妖怪の模様、まあプレイヤーキャラも必殺技を出すたびにONIに変身しますし、そんなもんでしょう。ちなみに変身時はこうなります。

技出し終わったらすぐに戻るんですけどね。さて、ひとりめはこちら。

なんかよくわからない、屋根を背負っている感じの妖怪。名前は「源五郎」。流石に一体目なだけはあり、難易度は低め。昇龍拳コマンドで出るサマーソルトにしか見えない「飛翔斬」という技でハメ勝てました。一応勝利したら、

こういったちょっとしたシーンが挟まれます。「ここであったが100年目」のセリフで戦闘が始まるゲームなので、むしろ主人公が追いかけてきてると思うのですが…… それはさておき二体目へ。

よくわからんアステカの御神体のような感じの「チチカカ」攻撃が効いてるのか不安になる敵です。だって攻撃があたっても「ガインッ」と鉄板を叩いているような音がするんです。ちなみにガードされた場合はバリアみたいなものが出るのであたっているのはわかるんですけどね。明らかにこのSEは失敗だと思う。なんとか倒して、

カットイン絵を見たら3体目

氷のゴーレムのような敵「アイスバイタ」。このあたりから難易度がおかしくなってきます。空中にいるうちにコンボを叩き込まれ即死したり、連続で大パンチみたいな代物を連続で打ち込んできたり(反撃しようと頑張ると死ぬまで殴られる。ガードすればいいんですけどね)、必殺技のボディープレスでめくってくるなどいきなり本気で殺しにくる。このゲームバランス悪すぎだろうと思って調べてみたら、 スーファミ版『機動武闘伝Gガンダム』を作ったパンドラボックス製でした。もちろんONIシリーズもこの会社なんですが、家庭用ののりでアーケードを作ったのか、ひどいバランスになっています。個人的なイメージですが、この会社のゲームはバランスが悪いと思います。『戦国サイバー 藤丸地獄変』も途中で投げたなぁ……ともかく苦労して、なんとか倒しました。

ザコって、死にまくったんですけど……ともかく4人目は毛色が変わって

水着のオンAちゃんの乗るロボット。これも効いてるのか効いてないのかわかりにくく、とにかく攻めつづけ、年とか撃退。途中パターンに入って、飛び道具で押せたのがう運が良かった。

このキャラ俺様ぶりが痛い。なんか斜めに切り裂いてますね飛び道具も豊富で面倒な敵でした。次は、ノリが戻って、

フランケンシュタインな外見の「ビクトル」。よく考えたらフランケンシュタインって博士の名前だな。正しくはフランケンシュタインの怪物ですね。まあ今はどうでもいいか。こいうtも空中コンボで即死を狙ってきいます。画像は地上で軽く一撃食らっただけだと思います。それでも体力半分なんですけどね。そして、ギガクラッシュ(体力の下の赤いゲージが溜まっているときにボタン同時押しで発動)でなんとか倒しました。やってらんねー

そしてついにラスボスへ。

このよくわからん赤ん坊がラスボス。名前は「伏姫」。そう南総里見八犬伝の
「伏姫」 です。なので、

8つの玉を持っています。攻撃に使っている様子はありませんが、どの攻撃でも死にかけます。上の画像の対録だと何を食らっても死にますね。ほとんど即死した印象ですね。たまたま当たった、

飛び道具の「不動光輪斬」二匹目のドジョウを狙ったら一瞬で殺されました。行ける感じがしたんだけどな~ 伏姫がフィールド真ん中に行くと

全体攻撃を発動するので真ん中で叩き返していたら結構削れました。まあなんどもコンティニューしてなんとか倒しましたよ。しかし、悲劇のヒロインなのに、なんて姿に描かれているのやら。

伏姫は消滅したので画像にはいません。まあ、これで平和がということでエンディングへ。

このエンディングを見た感想が、『NG騎士ラムネ&40』みたいな鎧着てるなでした。そういやこの時期ってこのよくわからん丸いデザインはやりましたよね。防御力皆無だと思いますが。なんとかクリアしたあと調べたらノーミスクリア動画が。なれると行けるようになるそうです。正直、バランス調整をミスったクソゲーのたぐいだと思うんですが何より、基板が売れていないことと、稼働時間の短さから、クソゲー判定すらされる前に消えたある意味極レア作品となっております。見かけたらやってみてください、きっと今日の私の憤りを共有できることでしょう。ゲーセンミカドにあったそうですが、今もあるのかはわかりません。あそこのお客さんはこの手のゲーム好きだからまだあるかも。正直オススメはできませんが。今日何度頭をかきむしったことか。髪の毛薄くなっているのに、大ダメージですよ。本当に……

それではこのへんで。ではまた~

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