パンフレットで見るアーケード探訪:サンダーストーム

サンダーストーム
サンダーストーム
発売年 1984
開発/発売元 データイースト
ジャンル シューティング
コントローラ 操縦桿型8方向レバー+2ボタン

 前年にリリースされた『幻魔大戦』に続くデータイーストのレーザーディスクゲーム第二弾。海外版では『COBRA COMMAND』というタイトルでリリースされた。プレイヤーは戦闘ヘリ「LX-3」のパイロットとなり全世界で活動する武装テロ組織を鎮圧する。操作方法は攻撃時はレバーで照準の移動、ボタンにより機関砲かミサイルを発射する。敵が地上の敵、要塞や戦艦の場合はミサイルのみ撃破可能となる。またレーダーパネルに矢印が表示された場合は、その方向に矢印が消えるまで入力することでゲームが進行する。

 本作の筐体にはボタンが多くつけられているが、もっている機能は上記の2つの機能のみ。右利き・左利きに配慮したものと思われる。操縦桿型のレバーにもボタンが装備され、レバーだけでも操縦できた。本作のアニメーションを担当したのは東映動画。セル画枚数は5万枚以上、1年をかけて制作された。かかった費用は1億円という超大作で、販売台数も5000台と人気は高くレーザーディスクゲームでは最高の売上を記録している。

 本作の背景などにはいろいろな遊びがある。ステージ1には音楽を担当したロックバンド「TAO」の文字があったり、ステージ最後のビルには「DECO」の看板が。また、ステージ3には『六神合体ゴッドマーズ』のコスモクラッシャーが登場している。

移植先一覧
メガCD、セガサターン、PlayStation、Windows

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