パンフレットで見るアーケード探訪:オペレーション ウルフ

発売年 1987.11
開発/発売元 タイトー
ジャンル ガンシューティング
コントローラ ガンコントローラー(トリガー+1ボタン付)

 タイトーより登場した、ガンシューティングというジャンルを確立させた作品。銃の側面に設置されたボタンを使用することによりロケット砲を撃つことができる。このボタンで特殊攻撃という操作は本作で初めて登場している。
 テロリストに捕らえられた人質を救出するというわかりやすい設定と、上記のそれまでになかった斬新なゲーム性と相まって、国内だけではなく海外でも大ヒットすることとなった。

 弾丸にも制限があり、無制限にリロードできない。そのため、やりこんだプレイヤーは指切りと呼ばれる技術を使ったり、ボディーアーマーを着ている敵にはヘッドショットで対応するなど、様々な方法で弾薬の消費を抑えていた。銃の反動こそなかったが、できるだけリアルを追求したゲームシステムは、当時のプレイヤーを虜にしたものである。
 銃弾を撃ち尽くした場合、救済措置として数秒後に一発だけ補充されるようになっている。これを撃つと同じように数秒後に一発だけ補充される。縦断を手に入れない限りこの状態が続くことになる。このときにゲームオーバーになると、通常とは違い捕虜として捕らえられてしまうなどの小ネタも用意されていた。

 本作はその人気からファミリーコンピュータなどに移植されることとなった。しかし、アーケードの戦場を体感するという部分が再現できず、イマイチな評価となった。

移植先一覧
ファミリーコンピュータ、FM-TOWNS、PCエンジン、PlayStation2

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