第11回:『ゲームの祭りにて』の巻

スターウォーズ2

レトロエクスプレス4号

2018年4月、レトロエクスプレスというゲームの祭りの4回目が東京都大田区蒲田にて執り行われました。行ったか? ん?

レトロエクスプレスでは前田さんのところの店にてJR-100を遊ばせて頂きましたが、つくづく趣きのあるマッシーンでございますな。

JR-100

JR-100

FM関連の連載でお馴染み、まるあんのおじちゃんのところではFM版『ゼビウス』がふたつ、マイコンソフト版の大変愛らしい移植と、そして驚愕のそのまんまアーケードを再現をなされた77版の移植のものが展示なされておりました。

セケロのおじちゃんという方の店でぴゅう太をご購入なされた方がおられました。実に素晴らしい。拍手も素晴らしかった。実に素晴らしかった。

ファランクス

ファランクス

祭りの中にて、まじろあやさんという方が美しくも力強いその歌声にてライブを行われました。ライブに使われる機器類の準備をなるとさんという方が丁寧かつ懸命かつ真剣に設定なされ、その壇上にて飛び跳ね歌うまじろさんは非常にかっこいい。どのくらいかっこいいかというと、MSXソフトで例えるところの『ファランクス』の箱絵くらい、ぴゅう太ソフトで例えるならば『トリプルオマもといコマンド』の箱絵くらい、かっこいい。そして恥ずかしながらその同檀上にて、紅さんという方が作曲してくださった「ぴゅう太買えや節」という歌をまじろさんと紅さんのお二人の隣にて細やかながら一緒に歌わせて頂きました。本音を申し上げますと自分なんぞが歌っても邪魔するだけですので、まじろさんの歌う「ぴゅう太買えや節」を目を閉じてじっと聴き入りたかったという気持ちもございますが、しかしとてもいい思い出となりました。

トリプルオマもといコマンド

トリプルコマもといオマンコ

吉村ことりさんという方の講演を拝聴し、吉村さんの作品であると教えて頂いたJR-100用のソフトにサインを賜りました。

サイン

サイン

佐々木さんという方の息子さんが楽しそうにぴゅう太を遊びまくってくれたのも心から嬉しかったのです。息子さんのご名刺まで頂いてしまいました。

ゲームレジェンド

2018年5月、ゲームレジェンドというゲームの祭りが埼玉県川口市にて執り行われました。こっちも行ったか? ん?

隣の店は宿敵60軍団。ぴゅう太買わぬという邪悪な洗脳を行う彼らに、今回はなんだか完敗気分であり、『ピュウタカワヌ』というゲームがとても面白かったのです。それにしても60のゲームというのは、あの独特の比率のドットで描かれたキャラクタがどれもこれも可愛らしいですな。

スーパーカセットビジョンにてチクワを拾うゲームを遊ばせて頂いたり、アーケード版『スターブレード』を遊ばせて頂いたり、こちらの祭りもとても楽しかった。

そして、いつも祭りにて遊んでいってくださるパパさんママさんそして息子さんがきてくださり。実は「もう息子さんもそろそろゲームから離れてしまうお年頃かなあ」と思っていたのですが、全然そんなことはなくて。楽しそうに遊んでいってくれて、やはり心から嬉しかったのです。

ウォーリア

ウォーリア

双方の祭り、どのくらい楽しく嬉しかったかというと。MSXソフトで例えるところの『ウォーリア』の箱絵くらい、楽しいし嬉しかったのです。しかし『ファランクス』といい『ウォーリア』といい、なぜ上半身が裸なのでしょうな。やっぱりコナンの影響なのでしょうか。『ウォーリア』に至ってはまるで『夢幻戦士ヴァリス』のような。いわゆるビキニアーマー。

祭りとはあんまり関係ないですが

最後に。祭りや家電のケンちゃん様にて『ニピュラー』をご購入くださった方々へ。手動アップデートがございます。手直しをしている最中に、メモリがパンクして削った部分だったのですが、その後に他の部分の手直しをしているうちにこの処理を再び入れることができるようになっておりました。他愛もないものではございますが、もしお手すきであればお試しください。

まず『ニピュラー』をロード致しましたら、テープをB面に入れ替え、巻き戻しをしてください。もしA面のままだと、後でセーブの際に失敗してしまったら、元のデータが消えてしまいます。必ずB面に入れ替えをお忘れにならぬようお願い致します。そしてB面の巻き戻し作業が終わりましたら、ぴゅう太モニタより「ヘンシュウ」と打ち込んでください。「ヘンシュ」でも結構です。そして以下のプログラムを打ち込んでください。

991 モシ F=100 ナラバ 995 ニイケ
995 セル(X)=セル(6)
999 オワリ

万が一間違えてしまうと、ジッコウ時にグラフィックがぶっ壊されて、ロードからやり直しとなってしまう可能性も大きいですので慎重に、何卒お願い致します。最後の行を打ち込むと、勝手にぴゅう太モニタに戻ります。

「セーブ」と打ち込み、ファイル名を「NIP」と入力、データレコーダを記録で作動させ、3秒ほど待ったのちにぴゅう太のRTキーを押してください。

12分待つとセーブが終了して、ぴゅう太モニタがコマンドを受け付けし始めます。正しくセーブされているかを確認するために、確認作業を行いましょう。テープを巻き戻してください。巻き戻ったら「カクニン」とぴゅう太モニタに入力、ファイル名を「NIP」と打ち込んでRTキーを押し、データレコーダの再生ボタンを押してください。12分待って、ぴゅう太モニタが再びコマンドを入力受け付けし始めたら、アップデート完了でございます。なお、もしセーブ時にファイル名を誤って入力し、そのファイル名が分からなくなってしまった場合。「カクニン」のあとに問われるファイル名を「オシエテ」としてテープを再生すると、正しくセーブされていれば10~20秒ほどで正確なファイル名を教えてくれます。データレコーダを停止し、テープを巻き戻して、再び確認の作業に戻りましょう。