ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第25回:トップハンター -RODDY & CATHY-

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
 しばらくやらなかったコンシューマゲームをやるようになって、いろいろな進歩を感じています。まあ、進歩していれば面白いわけではないんですけど、今の所ハズレは1本だけですね、何かは言いませんけど。ここ数日はダウンロードコンテンツがやっと出た『地球防衛軍5』をやっております。気づけば仲間は全滅しているのが困りものですね。ハードだからなんとでもなるものの、インフェルノとかクリアできるのか怪しいですね。かと言って強い武器を持っていって自滅するのも困るし…… 立ち回りを考えたりと、そういう悩みも楽しいですね。ゲームには大事な部分だと思います。レベルを上げて物理で殴れ、では楽しくない。試行錯誤が楽しいのはいいゲームだと思います。まあ、今日紹介するゲームは、攻撃される前に殴れと言う感じのゲームなのですが。


トップハンター

 SNKが1994年にリリースしたベルトスクロールアクションゲーム。格闘ゲームばかりが登場していた頃に出てきたタイトルです。宇宙開発時代という設定で賞金稼ぎの「ロディー」と「キャシー」が主人公。今までのベルトスクロールアクションと違うのは『餓狼伝説』シリーズのように2ライン制なところ。面倒な攻撃はライン移動で避けられる。たまに柱があったりして移動できなかったりということもあるのも面白いところ。そしてこのタイトルの特徴としてあげられるのが、


腕が伸びる!

 まるでワンピースのようですが、本作はワンピース連載開始の3年前のタイトル。こっちのほうが早いのですよ。腕が伸びるおかげで画面の半分くらいは掴む事ができます。打撃はできません。その特徴を利用して、アイテムを拾ったり、敵を持ち上げたり、


仕掛けを引っ張って起動する事ができる。

 そして、更に時代的な特徴があって、


波動拳


パワーウェイブ


暫烈拳


昇竜拳

 と、コマンド必殺技が搭載されています。結構いっぱいあって、全然把握していないんですけど、キャラクターごとに違いがあったので、うまく使えば有利に進められます。結構、暫烈拳でゴリ押しでなんとかなるんですけど、張り付くから結構死ぬんですよね、あれ。ゲームとしては賞金首を追いかけて4つの星を走り回るわけですが、この星の特徴というのがジャングルだったり、氷結していたりとバラエティ溢れており、また美麗なグラフィックと言っていい見事さで表現されています。面倒なのは氷の惑星ですね、すべる。そして最後のステージではボスラッシュが。


ボスA


ボスB


ボスC

 いや、この程度の感覚なんですよ、名前知らないし……もう一人いたような気もするんですが、はて? ともあれ3人を倒すと光の柱から派手に登場


ラスボス

 ダメージが通るのは龍の頭のみ。首のパーツが取れるので奪って投げつけると結構簡単に倒せます。その後エンディングで……


どう見てもガンダムネタ!

 コイツラ、宇宙空間で生身なんですが、大丈夫なんだろうか。というか、主人公賞金稼ぎなのに賞金首を逃しているんですが……
 その頃の主人公たちは……


火の惑星の溶岩地帯で


決めポーズ!

 結構楽しいゲームなのですが、時期的なものですかね。私が働いていた店では、すぐに店頭から消えました。同時期に出たゲームが『バーチャファイター2』や『鉄拳』ですからね、仕方がないのかも。ナゼかNEOGEOのMulti Video Systemがない店だったので、どうしても台数制限が……いろいろ置きたかったんですけどね、まあバイトが決めることではないんですけど(笑)

 それではこのへんで。ではまた~

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