ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第23回:アンダーカバーコップス

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
『北斗が如く』を進めねばと家に帰るのですが、起動するのは『Car Mechanic Simulator 2018』。PCが古いせいで視点の動きが鈍く、変に慣性がかかったようになって気持ち悪いのですが、とても楽しい。おかげで他のゲームが全く進まなくなってしまいました。『Stardew Valley』とかもやりたいのですが……うーむ。まさかこの年になって、やりたいゲームが多くて時間がないというのを、また体験するとは思いませんでした。考えてみれば、どれもやりこみが必須。昔はアクションゲームばっかりでしたが、気づくとゲームの趣味も変わったなぁ。キャラクターに惚れたり、ヒロインキャラが気に入って始めるのは今も多いんですけどね。ヒロインキャラにハマったといえば、このゲーム。


アンダーカバーコップス

 アイレムが制作したベルトスクロールアクションです。「ハイスコアガール」でも紹介されていましたね。ちょっと変わったゲームで、芸術点なんてものがあります。敵の倒し方で星がもらえるという、不思議な代物であります。さらに体力回復方法が走り回るヒヨコ、ネズミ、ニワトリ、カエル、カタツムリ、豚を捕まえ、そのままいくとかすごいものがあります。そして、気に入ったヒロインキャラはこちら。


ローザ・フェルモンド

 ぶっちゃけ見た目ではいまいちかわいくないのですが、ゲーム中のこのキャラがいいのですよ。唯一、なにか下地が合ったわけでもないのに大暴れしているキャラクター。

 い、いや、なぜか世紀末スタイルのこの立ち姿ではなくですね……技、そう技ですよ。普通に殴る、ビンタすると言う部分ではなく、ジャンプ攻撃が、


バンブー!

 尻を押し付ける痴女仕様の技。範囲攻撃のようになっていて、結構強い攻撃なんですよ? しかし、相性というか、じゃんけんと言うか


撃ち落とされるローザ。

 この釘バットを持っているキャラはバットを振り抜いた後でなければ100%撃ち落とされます。しかし、撃たれた時のポーズがいたそうと言うより、気持ちよさそうに見えてしまうのは私が汚れているせいか。それはおいておいて、このゲームの特徴として、ボタン同時押しの目がクラッシュのほかにコマンド式の攻撃があるのです。それがこれ。気の刃が走り回る、


「アークセイバー」

 このコマンド技は各キャラごとに存在しており、


ザン・タカハラだと、爆発する気を撃ちまくる……


「斬気弾」


マット・ゲーブルズだと両手から噴射しながら上昇と急降下を繰り返す……


「マットボンバー」

 それはさておき「アークセイバー」がなんかいいのです。これをぶっ放しているだけで個人的には楽しい。無駄に書き込まれており、服も風でバタバタしてます。


溜めて


放つ!

 この時、服も一緒に弾ける演出も考えられていたらしいのですが、まあボツに。とまあ、個人的にいろいろツボだったローザ。色んな人にウケたようで、コミックゲーメスト創刊のきっかけになった作品だそうです。ちなみにその時の漫画はこちら。

 この「古葉美一」という方、今何をしているかと言うと……載せれる漫画じゃない(成年向けという意味で)ので今の漫画の画像は載せませんが、「氏賀Y太」さんというお名前で活躍なさっています。画像検索は自己責任で(人を選ぶという意味で、私は無理)。ということで、『龍虎の拳』などいろいろな漫画が載るきっかけとなった作品なわけです。そんな、『アンダーカバーコップス』、実はアイレムのゲーム『エアデュエル』『海底大戦争』『ジオストーム』と同じ世界のお話。敵の組織名が「デストロイ・アンド・サツジン」と共通の敵を相手に戦っております。そして頑張ってエンディングに到達すると、

 目的は組織に殺された彼氏のカタキを取ることだったわけです。ここでも一回見ていただきたい。


恋人募集中。

 結構カタキはどうでもいいんじゃないかな? と思わなくもない。それでもカタキをとったぞと言うシーンが流れたあとに出てくるのが、この画面。


イメージソング?

 は? となった瞬間に表示される曲名。


「AN-NON ときめきストリート」!?

 あっけにとられたまま始まるエンディング。


まるでDECOのようなノリ。

 えらくキラキラと少女漫画のように書かれたキャラクターを横目に


いろめくまちは ロマネスク

 歌詞が始まった!

 あっけにとられて見ていると、最後に


外された手錠が……

 というわけで、他の作品に繋がるわけですね。一応エンディングについて説明しておくと、ローザでクリアした場合のみイメージソングが流れます。しかし、イメージソングって歌入りの曲聞いたことないなぁ。存在するんでしょうかねぇ。一応家庭用にも移植されたんですが、SFC末期で流通が少なかったので、知らない人も多いのではないかと。私も見たことありません。

 それではこのへんで。ではまた~

当記事に関連する商品紹介