ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第17回:ギャルズパニック

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
 段々と暖かくなってきて通勤の電車で汗が出ることも増えてまいりました。もうコートもいらなくなりそうですね。なんて思っていたらまた寒くなりまして、体調を崩すことがないよう、より気をつける必要がありそうです。安定しませんね。などと、「アズールレーン」をプレイしながら記事を書いております。イベントが進まないんです……
 そうそう、「アズールレーン」と「FGO」が中国で行政指導が入ったそうですね。理由としてはイラストがエロすぎということらしい。「アズールレーン」は『エロい』ではなく『可愛い』だと思うんですが。水着イベントがダメだったんですかね。中国では水着イベントそのものが中止になっているそうですし。そして、その話をネットで見た私はこう思ったわけですよ。あの程度で過剰反応するなよと。日本なんかこうだったんだぞと。そんなわけで「こうだったんだぞ」というタイトルがこちら。


ギャルズパニック

 本作はタイトーが制作した「クイックス」のフィールドを切り取っていく陣取りゲームのシステムを使用し、そこにエロを加えるという、企画意図のわかりやすいゲーム。これが出た当時は私はアーケードに行かなくなっていた時期で、実際にプレイしてハマったのは2年後の「ストリートファイター2」が流行った頃でした。待ち時間を潰す目的でなんとなくやってみたのが始まりでしたね。お金を入れた時に流れる「ラッキー」というセリフに驚き、始めて見ると


どう見てもAV女優

 選択してみるとまた流れる音声。そして自己紹介。


「まりなよ」

 そして始まると流れる「早く来て」の声。まだ20歳に満たなかった私はドキドキしていたのを覚えています。周りから変な目で見られているのではないかと。ただの勘違いなんですが。そしてプレイするごとに大胆に切り捨てるようになっていく私。段々と100%クリアが当たり前になっていきました。エロは偉大です。


こうやって


ああやって


こうじゃ!


そして流れるラインダンス。

 殆どの面で「Yeah!!Yeah!!」と鳴らせるまでになりました。しかしこのゲーム、女の子を直接削っていると


-1(場合によっては-2もあったような)

 というのが出てきて上のゲージが減っていき、黄色のゾーンに入ると……


チェンジ!


エロくない画像に……

 場合によっては変わった瞬間に80%を満たして終了なんてこともあります。頑張って天使を取って画像を戻して……とやっていると今度は戻った瞬間に80%を満たして終了したり捨てがっかりということも。まあ、別に100%だから何かあるわけじゃないんですが、なんというか悔しいんですよね……
 ギャルズパニックシリーズは結構出てますが、個人的に一番遊んだのは最初のタイトルである本作ですね。別にAV女優だからというわけではないはずなんですが、なぜかこれじゃないと感じてしまっています。斜めに行くのも腹立たしく感じるんですよ。あれはいらないと思いました。
 一応紹介しておくと、登場する女の子は松本まりな、木田彩水、小沢奈美、美穂由紀、中原絵美、浅野しおりの6人の人気AV女優たちでありました。木田彩水さんが好きでありました、はい。せっかくなので全キャラCGを載せておきます。


松本まりな


木田彩水


小沢奈美


美穂由紀


中原絵美


浅野しおり

 本作は実写を元にしたCGでしたが、この頃は実写の脱衣モノのゲームは結構ありましたね。ニチブツ麻雀なんて、ほとんど実写だった覚えが。今は色々と規制も厳しくなり、絶滅してしまった感があります。野球拳ゲームとかあったんですけどね、勝ったら下着(パンティ)がもらえるっていうやつが。しかし、この下着をカバンに入れたまま登校した高校生が運悪く持ち物検査にぶち当たり、「盗んだんじゃない、タイトーで……」という話になりまして、以降タイトーでは該当の機械はもちろん、ライター類も禁止になるという事件もありました。かわいそうな高校生、学校でどんな扱いを受けたのやら……

 それではこのへんで。ではまた~

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